日本の地域の伝統産業や、それぞれの和紙の特徴に載せて、あなたの思いが旅をします。英語での説明文も入っているので、外国の方への贈り物やお土産にも最適です。例えば、お野菜でも農家の方のお顔が見える商品がスーパーに並んでいます。和紙も同じです。それぞれの紙に、作り手がいて、その人たちや土地にストーリーがあります。
寸法:180×140mm |
産地:鳥取県因州和紙 |
入数:10枚 |
印刷:活版印刷 |

今回、デザイナーの浪本浩一さんと和紙産地を実際に訪ねて歩きました。
それぞれの気候風土に適した原料やモノづくりを真摯に積み重ねられてきています。
和紙、と一口に言っても、その裏側にはたくさんの人や歴史があり、違った表情を持っています。
あなたのお気に入りを見つけてください。

鳥取県因州和紙の歴史
因州和紙の歴史は古く、学術調査報告書『正倉院の和紙』(1970年)には、およそ1300年前の721年には因州和紙が存在していたことが記されています。慶長年間(1596〜1615年)には、海外にも盛んに輸出されていました。現在、書道・書画用紙の生産量が日本一。因州の書道和紙は、墨色がよく、裏抜けしないので、書道家の間では“他の紙で一枚書くうちに二枚書ける”と言われてきました。


因州和紙中原商店の漉き手、中原剛さん
「因州和紙は原料となる楮(こうぞ)や三椏(みつまた)の加工に特長があり、それが書き味のよさにつながっています。また、最近ではインテリアに使う個性的な和紙も漉いています。使う人の声を聞きながら、日々どんな紙がよいのか試行錯誤しています」。
株式会社中原商店 中原剛

メディアにも紹介していただきました

日経MJにて