日本の地域の伝統産業や、それぞれの和紙の特徴に載せて、あなたの思いが旅をします。英語での説明文も入っているので、外国の方への贈り物やお土産にも最適です。例えば、お野菜でも農家の方のお顔が見える商品がスーパーに並んでいます。和紙も同じです。それぞれの紙に、作り手がいて、その人たちや土地にストーリーがあります。
寸法:180×140mm |
産地:奈良県吉野和紙 |
入数:8枚 |
印刷・加工:箔押し |

今回、デザイナーの浪本浩一さんと和紙産地を実際に訪ねて歩きました。
それぞれの気候風土に適した原料やモノづくりを真摯に積み重ねられてきています。
和紙、と一口に言っても、その裏側にはたくさんの人や歴史があり、違った表情を持っています。
あなたのお気に入りを見つけてください。

奈良県吉野の手漉き和紙
吉野川の清冽な水と澄んだ大気に恵まれた吉野町。吉野和紙は、壬申の乱(672年)で吉野に兵を挙げた大海人皇子が吉野の里人に紙つくりを伝えたという説もあるほどの歴史を持っています。以来この地では草木の栽培から加工、紙漉きまで伝統的な製法で紙づくりが行われてきました。特に吉野の宇陀紙は、世界各国の美術館などで国宝・重要文化財の書画の修復に使われていることで知られています。

福西和紙本舗6代目、福西正行さん
「この杉皮和紙は和紙職人の祖父が戦後、吉野杉の端材を活かすために完成させた紙で、茶室などの壁紙として使われてきました。木の素材が感じられるこの杉皮和紙は、吉野の歴史風土そのものなのです」
福西和紙本舗 福西正行

メディアにも紹介していただきました

日経MJにて