このシリーズは、オオウエが和紙見本帳を作った際に残った和紙をメモ帳として仕立て直したものです。在庫がなくなり次第、販売が終了となりますので、ご了承ください。まさにおすそ分け商品です!
問屋の選ぶ和紙:同じようで違う、白い和紙
白は昔から清浄を示すといわれています。
美しい白、少し凹凸の入った白、まだら模様の白。5種類の白をお楽しみください。
全ての紙に3か所の名前と全紙寸法、紙目、包み枚数が入っています。
気に入った和紙は、問い合わせていただけると購入可能です。

伊予和紙:伊予だより しろ
愛媛で漉かれた和紙、伊予だより。
独特のムラ感が特徴的です。透かして見てください。

阿波和紙:いんべ 白口 厚口
徳島で漉かれた阿波和紙。
表面は、マットな印象。機械抄き和紙というと、どうしてもつるっとしてしまいがちですが、それがありません。

阿波和紙:W13 純白
こちらも、阿波和紙。
表面が確度によってきらきらして見えるほど、白を極めています。
本気度を出したいときに、ぴったりな和紙ですね。

伊予和紙:白寿
こちらは愛媛で漉かれる伊予和紙の奉書です。
奉書というのは、昔は楮メインの厚手の紙のことでしたが、
最近ではパルプから作られたものも含めます。
こちらは、パルプの奉書紙。朱印帳などに使われます。

美濃和紙:汎紙苑503
岐阜県で漉かれる美濃和紙です。
特徴的なのは、「刷毛目」と呼ばれる模様です。
その昔、手漉き和紙を抄いたあと、必ず板に貼って乾かす必要がありました。
刷毛で和紙を板に張り付けるときに出来る模様を刷毛目と言います。
いわば、これはその復刻ですね。
