知っておきたい!紙の厚さの基礎知識

紙の厚みを知る
紙を選ぶとき、「なんだか薄いな」「これは厚そう」といった感覚で判断するのではなく、
誰もが納得できる統一された基準で厚みを理解することが大切です。
紙の厚み、すなわち重さを表す方法には、主に「坪量(つぼりょう)」と「連量(れんりょう)」の2つがあります。

坪量(つぼりょう)
坪量とは、紙を1㎡にしたときの重さのことです。
単位:g/㎡(グラム/平方メートル)
特徴:数値が大きいほど、その紙は厚く(重く)なります。紙自体の基本的な重さを示すため、
 異なる種類の紙の厚みを比べるときに共通の物差しとしてとても便利です。

連量(れんりょう)
連量とは、決められた寸法にカットされた紙を1,000枚(これを「1連」と呼びます)積み重ねたときの合計の重さのことです。
単位:㎏(キログラム)
表記の例: 「60㎏」や「<60>」のように記載されます。
特徴:こちらも数値が大きいほど、厚い(重い)紙ということになります。
 ただし、連量は紙のカット寸法(サイズ)に大きく影響を受けます。
 たとえば、同じ厚さの紙でも、大きくカットすれば1,000枚の合計の重さ(連量)は増えますよね。
 そのため、「寸法」と「㎏」をセットで見て、初めて意味を持ちます。
ポイント: オオウエで取扱いしている奉書紙の「蛍光」四六判「67.5㎏」の紙は、
 菊判では「47㎏」というように連量の数値が変わってしまう点に注意が必要です。

その他の厚みの要素と通称
紙の実際の厚さは坪量や連量だけでなく、紙の密度(繊維の詰まり具合)にも左右されます。
密度の高い(繊維がギュッと詰まっている)紙は、同じ重さでも見た目の厚みが薄くなることがあります。
また紙の銘柄(ブランド名)によっては、「薄口」「中厚口」「厚口」といった通称が使われることもあります。
これは、その銘柄のラインナップの中で、相対的にどのくらいの厚さかを示すものです。
注意点: この分類の基準は銘柄ごとに違うため、ある銘柄の「厚口」が、別の銘柄の「薄口」よりも薄い、
 ということが起こる可能性があります。あくまで、その銘柄内での比較として活用しましょう。