和紙の種類 雲竜紙とは?
雲竜紙(うんりゅうし)について
雲竜紙は、和紙の一種で、その名の通り雲が流れるような独特の美しい模様が特徴の紙です。
模様の表現
土台となる紙に、「雲(くも)」と呼ばれる長めの繊維を漉き込んで作られます。
これにより、雲のような、または龍が雲の中を泳いでいるような模様を表現しています。
繊維の長さや絡み合いはさまざまで、だからこそ一枚として同じものはない、個性豊かな風合いを楽しむことができます。
また、浮き出た繊維により毛羽立ちのある優しい質感や凹凸感が生まれ、華やかさや高級感を醸し出します。
使われている素材
昔ながらの製法では、和紙の原料である楮(こうぞ)を主に使っていました。現在では、木材パルプから作られる
レーヨン(化学繊維のひとつ)も使用され、絹のような光沢感が魅力です。
おすすめの用途
雲竜紙ならではの独特で美しい雰囲気は、さまざまなシーンで喜ばれています。
包装・ラッピング
着物や日本酒、お菓子といった和の品物を包むパッケージや掛け紙、巻紙に。特別なギフトを、より高級感あふれる
印象にしてくれます。
印刷物
名刺、のし紙、パンフレット、招待状、メニュー表など、和風の味わいをプラスしたいときにぴったりです。
インテリア・クラフト
やわらかな光を通す障子紙や、ランプシェード、提灯といった照明器具に。ちぎり絵や貼り絵など、手作りの作品の素材としても
楽しめます。
印刷して使う際には、紙の素材感を最大限に活かすために、あまり色や柄を詰め込まず、シンプルで余白のあるデザインにすると、
雲竜紙の持ち味がぐっと際立ちますよ。